襤褸という繊維の旅
こんばんは伊藤でございます
サッパリした日々で過ごしやすいですねー
さてさて
手元に少しだけ残っている襤褸を使って
ヘアバンドを作りました。
私が継ぎ接ぎしたり小さな布や糸達を
最後まで使っているのは
昔に襤褸という存在を知った為です。
襤褸というのは定義は特に無いのですが
昔々、物が少なく布もとても貴重だった時代に
ほつれや穴あきを補修しながら大切に使っており
その用即美が物が溢れる現代でもてはやされている衣類や布達です。
海外ではBORO「ボロ」の名前で
物によってはかなりの高値で
取引されているそうです。
名前そのままですよね。見た目ボロボロ感。
襤褸「らんる」と調べると沢山出てくるので
気になる方は見てみて下さいね。
勝手に載せて良いのはわからないので。。。
襤褸を使って和服を刺し子バリバリで作ったり
洋服でジャケット等も
格好良く作ってる方々もいらっしゃって
素敵です。
染料は藍や柿渋が多いのかなぁと思うのですが
他の植物染めもあったかもしれませんが
この二つは色が残りやすかったのかなぁと思います。
染めで薬の働きもありますしね。
ここら辺は私よくわかってないです。
昔々の人達は繊維から糸へ布へ衣類へ
着れなくなってきたらオシメにしたり雑巾にしたり
細かい布は継ぎ接ぎ用に取って置いたり
そして藍染めの布は何とその藍を
再び布を煮たり何だりして染料を取り出して使うそうです。
その名も襤褸藍。
凄い!凄過ぎる!
その後、染料が抜けた繊維は紙を作る時に
量増しとして使う。
本当に無駄が無く
最後の最後まで使い切るのが
物を大切にする事から生まれた知恵が凄いです。
そうせざるを得ない状況や暮らしぶり
だった事も伺えますが
現代の私達からはとても学ぶ事が多いです。
私も一時期襤褸に憧れこんなの作りたいなぁと
思っていたのですが
襤褸を使うともちろん格好良くて
胸キュン祭りなのですが
襤褸のチカラ有の品になりがちです。
私は襤褸の成り立ちや
簡単に言うと世界観がグッときたのです。
丁度その時に「北の国から」にハマっており
材料は目の前にある事に気づいて
今に至ります。
繊維の循環の旅を一部でも垣間見せれる事が
出来たら本望にございます。。。
明日はちむちむ市場に出店です
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※店舗はお休みです。ご了承下さいませ。
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那覇市大道98-1
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【イベント情報】
9月25日(日)
ちむちむ市場in糸満市場いとま〜る
11時〜17時
10月22日(土)
ビーチサイドナイトマーケットinイーアス沖縄豊崎
12時〜20時
10月30日(日)
オーサインの祭りin名護ココノバ
12時〜20時
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